美容スペシャリストな自分になるために

更新:2016.06.23

作成:2016.05.10

美容師

新たなお客様をゲットしよう! 美容師が新規顧客を獲得するための方法


いざ夢であるサロン開業が実現しても、お客様に来てもらえないと成り立ちません。勤めていたお店のお客様を引きこむ、という場合もありますが、多くのサロンでは自店のお客様が減ってしまうため、お客様を一緒に連れて行ってしまうことは当然ながら禁止のところが大多数。もしお客様がついてきてくれたとしても、これまでのお客様だけではやっていけません。結局のところ、新しいお客様を獲得していくことは必須事項になります。
 
自分自身が主体となって新規顧客を獲得していくためにはどのような事をすればいいのか、今回は宣伝編と仕掛け編に分けて紹介していきたいと思います。

新規のお客様に来てもらうには?

新規のお客様に来てもらうために大切なのは、まずはお店を知ってもらうこと。お店の存在自体を知ってもらわなければお客様は来てくれません。そのために大切なのは、当たり前ですがきちんと宣伝をすることです。ただ宣伝をするのではなく、お客様に魅力的な店舗であると伝えることが重要です。
 

宣伝編・ネット

新しいサロンを探すとき、インターネットで検索する人が多いのではないでしょうか。サロンの新規開拓をよく行うのは、携帯電話を持ちなれた若い層がメインです。ネットを上手に活用することで新規顧客の獲得につなげていきましょう。

美容系登録サイト

美容系の登録サイトを利用することは、新規顧客を獲得するためにとても効果的。登録サイトに情報が載っているだけで、人の目に止まる機会は格段に多くなります。また、登録サイトの多くにネットクーポンがあったり、ウェブサイトから予約が出来たりとお客様にとっても店舗にとっても便利な機能がたくさん。ネット予約できる場があることで、お客様は気軽に来店しやすくなります。

ホームページ

店舗のホームページは必須です。ホームページがあることは店舗の信頼性にもつながりますし、店舗の雰囲気や細かなメニューなども伝えることが出来ます。ホームページはネット上のお店の看板ですので、多少お金がかかってもきちんとしたサイトを作っておきましょう。
 
また、その際に大切になってくるのがSEOと呼ばれる、検索エンジンで上位表示させる技術です。お客様が必要としている良質なコンテンツやブログ記事を更新していくことで、アクセス数が増え、検索エンジンで上位に表示させることが出来るようになります。現在は「駅+美容院」で検索する人が多いので、どの駅や地区にあるのかということをホームページで強調することで、検索に引っかかりやすくなります。
 

宣伝編・アナログ

近くに住んでいるお客様が売り上げの中心になるサロン業界では、ネットでの宣伝だけでなく、ポスターやチラシなどのアナログな宣伝方法もとても有効です。近くに住んでいるお客様はリピーターにもなりやすいので、しっかりと捕まえていきたい層ですよね。

店舗張り紙広告

近所で何か工事をしている、新しいお店が出来るとなると、気になって覗きたくなるのが人の常です。魅力的なサロンの張り紙広告があるだけで、来店の大きなきっかけになりますよ。張り紙には、店主からの挨拶やお店のコンセプト、メニュー料金を分かりやすく記載し、お店のこだわりをアピールしていきましょう。

折込チラシ・ポスティング

ポスティングなら近いところ、新聞なら自分だけでは手が回らないところに配るなど、上手に活用していきましょう。効果的なチラシを作成するために、これだ!と思う広告は保管しておくなど、自分の目を養っていくことも大切です。また新聞折込の場合は、どの曜日なら効果的にチラシを見てもらえるか考えることも必要。せっかくお金を払って、新聞折込をしたのに読んでもらえなかったらもったいないですよね。チラシがたくさん入って埋もれてしまう土日は避けるなど、折込日も工夫していきましょう。
 

仕掛け編・お店を知ったお客様に来てもらうためには?

宣伝したことによって、お店を知ったお客様に来てもらえるような仕掛け作りもしていきましょう。例えば「クーポン」。ネットでもチラシでも、クーポンをつけているサロンは多いですよね。サロンを決めた理由は、お得なクーポンがあったから、というお客様も意外と多く、店舗にまず来てもらうためのきっかけとしてクーポンを活用して行きましょう。また、何回来店したらトリートメントが無料、のような特典を付けることもリピート率アップのためには有効です。
 
サロンの雰囲気を体感してもらうために、レセプションパーティーを開くという案もあります。大掛かりなものでなくてもよいので、とりあえず一度来てもらうような仕掛けを増やしていきましょう。
 


 
 
新規顧客の獲得の為には、開業後ではなく開業前から店舗を知ってもらうために準備していくことが大切です。他のことが忙しいからと後回しにしてしまわないように、きっちりと準備を進めていきましょう。

Author:美プロ編集部

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