憧れのハーフ顔が手に入る！ いつものメイクに一工夫を加えるだけのハーフメイク

彫りが深く、大人っぽいけれどかわいらしさも兼ね備えているハーフ顔。テレビで活躍するタレントでもローラやマギー、トリンドル玲奈、長谷川潤など素敵でキュートな人が多いですよね。きっとハーフ顔に憧れたことがあるという人も多いはず。
 
「でも顔は生まれ持ったものだし…」なんて思う人もいるかもしれませんが、最近はハーフ顔に見せられる「ハーフメイク」に注目が集まってるんですよ。ハーフメイクを習得すれば、最新のヘアメイク技術としてきっと役に立つはず。ここでは美容師になりたい人にも必見のハーフメイクの特徴と具体的な方法をご紹介します。

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ハーフメイクのポイント

ハーフメイクをする上で意識するべきことは、日本人の平坦に見えがちな顔に立体感を持たせること。鼻筋やおでこ、顎といった出るべき箇所は出ているように強調して、目や鼻の脇などは奥まっているように見せることがポイントです。

顔の凹凸を強調する

ハーフメイクでは顔の大まかな凹凸を強調することが大切です。そこで大きな役割を果たすのが、シャドウとハイライト。顔の高くなっている部分はハイライト、奥まっている部分はシャドウで影をつけることで、ハーフのようなはっきりとした印象の顔立ちになります。また、ハーフ顔の特徴である小顔に見せるために、顔の周囲にシャドウをのせることも大切。小顔に見せることで、相対的にスタイルがよく見えるという効果も期待できます。

濃いめの眉＆アイメイク

また、ハーフ顔の特徴である目力のある目元を作るためには、眉メイクをしっかりと太めにすることが重要。アイシャドウで奥行のある目元を作るだけでなく、マスカラもしっかり塗ることでハーフのようなふさふさまつ毛を作りましょう。さらに、色味はブラウンを意識することでよりハーフっぽさを演出することができます。
 

ハーフメイクの方法

ベースメイク

ハーフメイクを作るうえでまず大事なのが、きめ細かでくすみのない肌です。肌の赤みが強い人はイエローベースの化粧下地か、しっかりと肌のあらをカバーしてくれるBBクリームなどを顔全体に塗りましょう。色白のハーフ顔を目指したい人はピンク系とブルー系の下地を混ぜて使うことで、日本人特有の黄色味をカバーし、白人特有の肌に近づけることができます。ただし、あまりにも自分の素肌の色と違うと、顔だけ浮いてしまうこともあるので注意が必要ですよ。
 
また、化粧下地の上に重ねるパウダーは色味があまりなく、マットで薄付きのものを選ぶと良いでしょう。カバーは化粧下地で行って、パウダーはあくまでテカりを抑える程度に使用するとナチュラルな仕上がりになります。

シャドウ

鼻筋をしっかりと立体的に見せるために、眉頭から鼻先に向かってシャドウで影をつけましょう。まゆ毛とつなげるようにすると自然ですが、濃すぎると不自然に見えるのでまゆ毛より少し薄いくらいの色を選ぶのがポイントです。影をつけ終わったらブラシか指でぼかすとより自然になりますよ。また、おでこのきわや耳の手前の頬骨下あたり、耳の下から顎にかけてのエラ部分にもシャドウをのせると、小顔効果が高まります。
 

ハイライト

ハーフ顔特有のでっぱりを強調するために、Tゾーンと呼ばれるおでこと鼻筋のエリアにツヤのあるハイライトをのせましょう。また頬骨の高くなった部分や顎にものせると、シャドウとの相乗効果でより立体的な印象の顔立ちになりますよ。

アイブロウ

ハーフ顔のまゆ毛で特徴的なのは、目との距離が近いということ。アイブロウペンシルなどで眉の下部分を少し書き足すのがポイントです。また、眉頭を少し長めに書くことで鼻が高く見える効果もアップします。ペンシルで元の眉より少し太めに描き、アイブロウパウダーでぼかすようにするとナチュラルになります。また色はブラウンを選ぶのがポイントです。眉が濃い黒色の人はブラウンの眉マスカラを使うと自然な仕上がりに。まゆ毛のメイクはコツがいるので、アイブロウリストの技術を頼っても良いかもしれませんね。
 

アイメイク

アイシャドウは基本的にブラウンを選び、グラデーションをつけると深みのあるハーフらしい目元が作れます。まずアイホール全体に一番薄いブラウンをのせて馴染ませます。ラメがあまり強くないものを選ぶと立体感が出しやすいです。次に、濃いブラウンをまぶたの目頭から目尻に向かって少しずつ濃くなるように意識してのせていきましょう。下まぶたにも濃いブラウンか、少し赤味のあるアイシャドウでラインを入れると印象的な目元が作れますよ。
 
アイラインは細めのリキッドアイライナーなどで上まつげの際に引いて、目尻で少し跳ね上げるようにすればハーフ顔の大きな目元に近づきます。マスカラを塗る際は、しっかりとビューラーでまつげを上げてから、ブラウンのマスカラを塗りましょう。それによって、黒いマスカラよりもやさしげで抜け感のある目元が作れます。まつげの量が少ない人は繊維入りのマスカラなどを使うと、ハーフ顔のふさふさまつげに近づけます。

リップ＆チーク

ハーフメイクではリップとチークを同じ色味で揃えるのが主流です。元気な雰囲気にしたければオレンジ系、かわいらしい雰囲気にしたければピンク系、ヌーディーな雰囲気にしたければベージュに近い色など、好みに合わせて選びましょう。少しオーバーリップ気味に唇を描くとよりハーフらしい雰囲気が作れます。
 

 
 
日本人の顔立ちでも少し工夫するだけで、大人っぽさとかわいらしさが両立したハーフらしい顔を作ることができるんです。ハーフ顔に憧れている人やいつものメイクに飽きてきたという人は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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Author：美プロ編集部